道場

Céramistes en résidence

Véronique MAURY – フランス

野点(野外での茶会)の時に、彼女に初めて出会いました。ヴェルコール地域資源公園での食事会に彼女の陶器が使用され、私のプロジェクトに彼女の作品が絶対に必要だとすぐに思いました。作品からは土の会話が聞こえ、その形は作品をユニークなものにします。そして、私は、月のエネルギーを思わせる不規則なグレーのエナメルが大好きです。どこでも、どんなシチュエーションでも使える椀として、自宅でのお気に入りの食器の一つになっています。

Patricia VIELJEUX – フランス

彼女は作品の1つ1つに胸の内を打ち明けているように思います。控えめで静かな彼女に興味を惹かれます。まるで彼女の作品には隠された言語があるようです…語るよりも綴られている方が多いです。その形はシンボルで、その素材は奥深いです。1つのワインから様々なコメントができますが、彼女の陶芸作品も同様です。各モチーフからは魂の次元が感じられ、彼女のお皿に料理を並べるだけで料理が引き立てられます。多くの人々に感動を与え、彼女の作品があることだけで料理人の仕事がより一層高まる、まさにこの偉大な陶芸家の魔法といえるでしょう。

Manon CLOUZEAU – フランス

出会った瞬間に目を引かれる、小説のヒロインのような彼女。高品質の素材を使い、彼女の優しさと世界観をうたった詩をボウルの世界に吹き込み、魅了します。お酒を飲むのに、彼女の作品以上のものを私はまだ見つけていません。お茶の魔法が彼女の世界に広がり、間違いなく彼女は私が知っている最も日本人らしい陶芸家の1人です。私は彼女のボウルを何時間でも眺めることができます。その後で味わうと、味が違ってくるのです。 私が取り組んでいる日本酒セレモニーは、彼女からアイデアを得ました。

Helena BRIZIDO – ポルトガル

フランスの陶芸家だけを選ぼうと思っていたところ、彼女に出会いました…シントラにあるポルトガルの味を融合させた極上の日本食レストラン「MIDORI」のシェフは、私に陶芸家の名前を教えてくれました。文字通り、私にとって衝撃的な出会いでした。この陶芸家は誰?このボウル、皿、小鉢を作ったのは誰なのか…絶対に知りたいと思いました…エストリルにあるアトリエで、彼女は私を歓迎してくれました。嬉しかったです。私の注文を受け、作品をパリに送ってくれました。これらは芸術作品で、海の泡沫、貝殻の真珠層、エイの皮、白亜の崖、ビーチの砂などすべてがボウルに表現されています。

Dorothée PICARD – フランス

私は、彼女の作品に一目ぼれしました。古い野菜をかたどった陶器、粗い粒交じりの陶土でできた小鉢、皿、コップ、ざらざらした感じと澄明な内側のエナメルのコントラスト、すべてが気に入りました。作品からは、土、火、水、金属のエネルギーが感じられます。才能のある美しい作家のように、酸化鉄の反射が時々そっと作品を照らし出します。

Barbara LORMELLE – フランス

彼女の磁器に対する姿勢は見事で、根気よく彫刻された風景に命を吹き込みます。北斎の空や東京の路地など、彼女のティーカップは旅をさせてくれます。また、彼女は、きれいなラインでエナメル装飾をするのに長けています。広重の夜を想わせる色は、まさに自然から生まれたようです。かつて味わった偉大なワインのように、彼女の作品に触れると感動するでしょう。作品の1つ1つは、精緻で、誠実な美しさと魂があります。

Anne DRUGEON – フランス

注目すべき若い陶芸家…彼女は春の新芽のようにフレッシュで、彼女の作品からそれが感じられます。私は、彼女の磁器に施された絵(ある日本旅行をテーマにした絵)に魅了されました。また、彼女のエナメル装飾を見て、私は大好きな高山の陶芸家を思い出しました。それで、私は彼女に小鉢を注文したのですが、出来上がりは想像以上でした。彼女は、その他に、ジュエリーや、時に金を取り入れた繊細でエレガントな一点ものも製作しています。